在来種よりも怖いアメリカカンザイシロアリ

シロアリにもいくつかの種類がありますが、近年、恐れられているのが輸入材について日本に入ってきた外来種です。

 

アメリカカンザイシロアリの怖いところは、カンザイと名が付いたように、乾燥した木材である乾材まで食べるという点です。

 

この点、ヤマトシロアリやイエシロアリといった日本の在来種は、高温多湿を好み、湿度が40%を切ると生きていけません。

 

そのため、床下などのジメジメした場所や、水回り周辺の床下や柱などを好みます。

 

室内に上がってくる場合も、湿気が多い場所であることがほとんどです。

 

一方、アメリカカンザイシロアリは乾材も食べるだけでなく、乾燥にも強いシロアリです。

 

ヤマトシロアリやイエシロアリが湿気のある土の中に巣を作るのに対し、アメリカカンザイシロアリは自らが食べている木の内部に棲家を作って、どんどん食べ尽くしていきます。

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