自分でもできる白蟻駆除の方法は?予防方法も一緒に解説!

白蟻は壁の間や床下に大きい巣を作って生息する生き物で、大切な家に大きな被害をもたらします。また、羽蟻が飛んでいく瞬間を見た場合や虫の羽が多く落ちている場合は、白蟻がいる疑いがあります。今回は白蟻を見つけたときの駆除方法や、予防方法を解説していきますので、お困りの方はぜひ参考にしてください。

一般的には床下に大きな巣を作り、家を食べてしまうというイメージがあるかもしれません。本来白蟻は倒れた木や枯れた植物を餌としており、自然の中では大事な役割を果たしています。しかし木の伐採などの環境破壊が進んでしまうと、白蟻は木造の家などを狙うようになるのです。

床下や木材の中など、見つかりにくい場所に巣を作るため、気づいたときには手遅れとなるケースもあります。白蟻の被害を最小限に抑えるには、早期発見が重要です。すぐに対応できるように、白蟻発生の兆候や見つけ方を知っておきましょう。

蟻道とは土でできた細い紐のような見た目のもので、天井裏のような湿気の多い場所によく見られます。床下にある蟻道の場合、地面に垂れ下がるように作られますが、このような蟻道を見つけたら少しだけ崩してみてください。白蟻の存在が確認できたときは、その被害に遭っていると判断できます。

羽のついた蟻を家の中や周りで見かけた場合、かなり大きな白蟻の巣が作られている可能性があります。巣のサイズはそれぞれで異なりますが、大きな巣を作った後は繁殖担当の白蟻が羽をつけて巣からいなくなります。羽つきの白蟻は春から夏の暖かい時期にかけて、一斉にいなくなるのがポイントです。

また羽がたくさん落ちているときは、メスが新しい巣を作り始めたというサインになります。巣が大きくならない段階で、早めに駆除するのがよいでしょう。

巣を見つけるのはなかなか難しいので、白蟻がいるかどうかは「ふん」が重要な手がかりになります。ふんは黄色や褐色で、俵のような形をしています。米粒のような大きさなので、注意すれば見つけられるかもしれません。

床や廊下を歩いて「ギシッ」という音がする、床が浮いているような感じがするという場合、白蟻の被害に遭っている可能性があります。また壁を叩いて一部だけ空洞音がした場合にも、白蟻の食害になっていると判断できるでしょう。

家を破壊する白蟻は、見つけ次第すぐに駆除しなければその被害がますます大きくなってしまいます。ここからは、一般的な駆除の方法とプロに任せた場合の駆除方法を紹介するので、迷っている人は参考にしてみてください。

白蟻駆除を自分で行う場合、市販されている白蟻駆除専用の薬剤を使いましょう。白蟻を一網打尽にするには、蟻の好きな成分を含んだ薬剤を白蟻に食べさせる、あるいは巣に持ち帰ってもらうという方法が有効です。ゴキブリ退治で使う置き型の薬剤なら、手を汚さずに白蟻退治ができることでしょう。

スプレータイプの白蟻駆除専用薬もありますが、薬剤を部屋の中に飛び散らせたくない人には置き型の方がおすすめです。また、羽つきの白蟻が気になる場合は、掃除機で吸い込んでしまうという方法もあります。

白蟻の巣を見つけたら、自分で対処せずに専門業者に依頼しましょう。自分で駆除して悪化させるリスクや手間を考えると、プロに頼んだ方がよいケースもあります。

素人が巣の状況を把握するのは簡単なことではなく、よくわからないまま巣の一部だけを駆除した結果、余計に巣を大きくさせてしまうこともあります。白蟻の巣はその場で一気に取ってしまうことが重要なので、白蟻を見つけたら慌てて退治しようとせずに専門業者に相談しましょう。

駆除が終わったとしても、そのままにしてよいというものではありません。白蟻を今後できるだけ寄せつけないために、きちんと予防をしておきましょう。

専門業者に依頼すると、巣を駆除した後の白蟻予防もしっかりと行ってくれます。しかし自分で白蟻退治をした場合は、忌避性の高い薬剤を撒いて再発の予防に努めてください。ホームセンターには白蟻予防用の薬剤も販売されているので、駆除が終わったらこのような薬剤を撒いておきましょう。

家を食い尽くしてしまう白蟻は、人間にとっては非常にやっかいな生き物といえます。白蟻を見つけても間違った駆除をすれば、余計に状況を悪化させてしまうことにつながります。安易な判断をせず、困ったときはプロの業者に相談してみましょう。

白蟻を見つけて駆除の方法がわからない場合は、「イソベ白蟻工業」までお気軽にご相談ください。お客様の住まいに潜む白蟻の調査や駆除を行っており、見積もりなどの相談も無料で受け付けております。経験のあるプロの作業員が丁寧に対応いたしますので、安心してお任せください。